2020年から続いたコロナ禍もいよいよ終息傾向にあります。さらに2023年5月からは新型コロナウイルスの分類も2類相当から5類へ引き下げられます。このことから、コロナ禍には落ち込んでいた不動産売買についても回復けいことなることが予想されるでしょう。また日本銀行の政策変更によって、一部住宅ローンの金利が上昇傾向にあることから、今のうちにマイホームすなわち注文住宅を建てておきたいという方も多いと思います。

しかし、注文住宅を建てるにあたっては、入念に準備しておくことが肝心です。特に何千万もする住宅ローンを組むことが一般的な世界ですので、建築したから後悔するようなことはあってはなりません。そこで、ここでは注文住宅を建てるにあたって、調べておきたいことについて解説します。まず、一番大事なことは、どの程度借りられるかです。

一般的に住宅ローンは年収の6倍の範囲内なら借りることが出来るとされています。しかし、自動車ローン等のローンを借りている場合は別です。このような場合、月収の3割から、毎月の自動車ローンの返済額を控除した額が限度となり、借りられる金額は年収の6倍よりも縮小されます。これらは、インターネット上で無料のシミュレーションサイトがありますので、利用すると良いでしょう。

また土地探しも重要です。土地には住宅を建てられる場所と、原則建てることが出来ない場所があり、このエリアのことを市街化調整区域とよびます。従って、いくら気に入った土地があったとしても、市街化調整区域内であれば建てることが出来ませんので注意しましょう。このエリアは、当該土地の市区町村役場の都市計画課で調べることが出来ます。

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